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第76回モーニング・ビジネス塾 講師:日本戦略情報研究所 代表 林 文隆様(はやし ふみたか)
テーマ:『嵐の前の2016年!』
北朝鮮のロケット、中国の金融崩壊と武力行使、アメリカ新大統領、日本株の大暴落と
政治危機 いったい日本はどうなるのか?必聴の講演です!
日経スタッフ専任講師、日本能率協会選任講師を経て、現在、みずほ総合研究所講師、
ジェイテックス・マネジメントセンター講師、日本戦略情報研究所長。
今回の講演では、『嵐の前の2016年!』ということで、アメリカ、中国、EU経済の
現状と今後の動向についてお話しいただきました。
現在、日本だけではなく、先進国のほとんどが成長できなくて苦しんでいます。
経済には波があり、約60年周期と言われるコンドラチェフの波の中にあるというのが
現状です。
これは、技術革新による景気循環とも言われています。
今回のこの波のピークとして、日立総合研究所、トヨタ総合研究所など、企業の研究所が
等しく言っているのが1981年です。技術がピークに達すると、社会保障や環境汚染
などの問題が出てきますが、中国の環境汚染の問題は深刻で、国際基準の約5倍の
残留濃度、土壌の酸度が上がり穀物が取れないという現状です。
さて、最近のアメリカの経済成長についてですが、GDPについては在庫分を上乗せする
という見せかけの成長です。
失業率も低下していますが、これは労働参加率が激減していることが背景にあります。
そして、中国が主導したAIIB(アジアインフラ投資銀行)、日本とアメリカを除いた
57か国で発足しましたが、実は審査不合格の無格付けです。
今回の講演でも、林先生による今後の予想がありました。
今年の6月か7月に大きな事故が起こり、来年、世界大恐慌になる可能性があるとのこと。
「備えあれば憂いなし」。早めの対策が必要ですね。