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第73回モーニング・ビジネス塾 講師:加藤会計事務所 税理士 加藤吉郎様(かとう よしろう)
第73回 2月4日(木)
テーマ:『意外と知らない税務調査対策』
税理士のみならず、経営者も知っておいたほうが良いお話
学卒業後、大手スーパーマーケットに勤務。
その後、税理士養成専門学校の講師経て平成17年に日暮里で加藤会計事務所を開業。
顧客ゼロからスタートして、現在の顧客数は90社を超える。
講演では『意外と知らない税務調査対策』ということで、普段聞くことのできない
大変貴重なお話をお聞かせいただきました。
税務調査の対象となる会社は「ごまかしている会社」「儲かっている会社」では無く
調査に入ったら税金を取れそうな会社。選定においては、100社の中から3社を
ピックアップします。
この時、コンピューターで企業のデータを見るわけですが、前年、前々年と比較して
経費や売上が急激に上がっている(数値で言うと20%以上の変動)会社がピック
アップされる傾向があります。
税務調査の対象となり、「朝、シャッターを開けたら調査官がいた」というような
事があった場合は、「別の日で…」とお帰りいただき、税理士に相談して下さい。
但し、「マルサは怖い」というのは本当で、日本最強の捜査機関である国税局査察部
(マルサ)が捜査令状を持ってきた場合は要注意です。
税務調査の順番は、法(法人税)→ 消(消費税)→ 源(源泉所得税)→ 印(印紙税)
です。調査の際、調査官に「一筆書いて下さい」と言われても書いてはいけません。
それは、税務官自信がなく、自白を求められている可能性が高いからです。
出来れば入って欲しくない税務調査。加藤先生の講演をお聞きして、税務調査に
対する不安が解消されました。