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第61回 モーニング・ビジネス塾 講師:中小企業診断士 POP広告クリエーター 中辻 一裕様(なかつじ かずひろ)
1979年 同志社大学経済学部を卒業後、㈱小林コーセー(現㈱コーセー)に入社
その後、日本ロレアル㈱を経てコンサルタントとして独立され、現在は中小企業診断士
として経営戦略立案支援や販売促進支援など幅広く活躍されております。
今回は、現場主義と親和性の高い「見える化」をテーマにお話しいただきました。
日本人は現場主義が上手い。問題が発生したら現場で対処しようというのが
現場主義であるが、これは欧米とは全く異なった考え方である。
欧米では設計から見直そうとする。
「見える化」の目的は、現場の人が自ら気付き、自ら改善策を考えるような
環境を可視化によって実現することであり、社長から見えるようにするという事ではなく
社長がやり易くするためのものではない。
視覚情報の重要性は、人間が得る情報の87%が視覚によるものであるということ
からも分かるが、大切なのは、目が見ているのではなく、脳が見ているということである。
社員に会社のやっていることを理解してもらい、脳に興味を持たせ現場の力をアップ
させる、これが「見える化」である。
話だけでは伝わりにくいことがたくさんあります。
「書いて・描いて・消さない」これが見える化のコツだというお話しがありました。
正しいか正しくないということよりも、考えの過程を見えるようにしておきましょう。