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第56回 モーニング・ビジネス塾 講師 エスエスコンサルタント 代表 清水 省三様(しみず せいぞう)
愛媛県松山市出身。
大学では弓道を学び卒業後、近鉄航空貨物㈱に入社、40年弱務める。
定年後はのんびり過ごそうと考えていたが、30代初めにある方より
助言をいただき健康と幸せを手に入れるなら生涯現役あれと言われ、ご自身も
その道を歩むことにする。
第二の人生設計を着々と進めていく中、ご自身の病で一旦諦めることになる。
しかし、昨年暮れより東南アジアの労働力を日本に持ってくる橋渡しの
仕事を始める。
今回は、『儒教を戦略』というテーマで、
歴史上最も戦略に長けた男=徳川五代将軍 綱吉公についてお話をしていただく。
綱吉公については思ってもいない史実に驚きを隠せない大変興味深い展開となる。
「生類憐みの令」で全国の不満文士を抑え、諸大名に火薬が作れないようにさせた。
つまり犬猫の死骸で全国の諸大名に火薬を作る硝石を作らせない為の見事な
隠された戦略だったという事である。なんと素晴らしい策士であったか。
また儒教を巧みに利用し、大名の謀反を押させ江戸時代を長く続かせる基を
作ったのが綱吉公である。
また江戸時代鎖国によって情報を庶民に流さず、一方では士農工商という
身分制度をどんどん固めて儒教の思想によって現代まで徹底させという事です。
400年前に考えられた戦略が現在まで残っている、実に見事な戦略に驚いた。
講師の一般の史実と違う五代将軍 綱吉公の話には大変興味深く拝聴し、
充実した時間を過ごせた。