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第69回モーニング・ビジネス塾 講師:大竹会計事務所 代表(税理士)大竹賢吉様(おおたけ けんきち)
テーマ:『これで安心マイナンバー制度』これだけは知っておいて頂きたい
― 制度開始までに準備すべきこと ―
昭和28年12月東京都生まれ。昭和53年3月に東洋大学大学院で経営学修士を取得。
昭和63年3月に税理士登録をされたのち、平成5年に台東区入谷の事務所で
独立開業し今日に至る。
社会保障・税番号(マイナンバー)制度により、平成27年10月から住民票を有する
すべての個人とすべての法人に対して番号が付けられ、平成28年1月からは
これらの番号の利用が開始されます。
今回の講演では、中小企業においてマイナンバー制度によって自社の業務が
どのように変わり、どのような体制づくりをすればよいのかということについて、
詳細な資料をもとに分かりやすくお話しいただきました。
制度実施の流れとしては、平成28年1月に税の手続きや年金、医療保険、雇用保険などの
社会保障の手続きでマイナンバーの利用が開始され、申請者への個人番号カードの
交付も始まります。平成29年1月には個人ごとのポータルサイト(マイナポータル)の
運用が開始され、同年7月から地方公共団体等も含めた情報連携が開始されます。
企業では、従業員等から取得したマイナンバーを源泉徴収票や健康保険・厚生年金保険、
雇用保険関係の届出書などに記載して、行政機関などに提出することになります。
マイナンバー制度によって会社の事務負担が増えるということは明らかであり、
制度に対する正しい理解が必要だということを強く感じました。