Posted in: グロウアップゼミナール
第50回モーニング・ビジネス塾 講師:俳優・声優・舞台演出家 鈴木勝美(すずき かつみ)様
テーマは、「創造へのプロセス」 名古屋の大学卒業後、声優を志し上京。 俳優演劇研究所に入学し、1982年「超時空要塞マクロス」の柿崎速雄役で初レギュラーを得る。 以後、多数の声の出演。また舞台演出家として活躍。
「芝居は子役と犬猫に勝てぬ!」という業界ことわざがある。彼らは「生」でやるから、大人の「演じる」にはかなわない。「好き」だから初め、「知識と経験」を重ね、プラス、感性を大事に育てる世界。 感性の高め方は、どの仕事にも通じる。台本の内容を、知識と経験で読み込む。台詞を言うに「その人のまま」で許される人と、「台本に書かれている人になり切らなければいけない人」がある。いつも当たり前、自然にやっている事を、あえて考える。これを「知覚」すると言う。分からないという事が分かると、「アハ!」体験。行動を分析し、考え、知覚する。知覚の答えを出す過程が大事。答えが出ないと評価は受けられない。又、声優としての話術の、間と目線、抑揚、声の大小などの組み合わせで、強調したい事をコントロールする術を披露いただいた。若い女の子が沢山来たモーニング塾であった。